福光焼 河本慶展

鳥取県倉吉市ののどかな土地でつくられている「福光焼」。
民藝運動の中心人物・河井寛次郎氏の弟子であった生田和孝氏のもと、
丹波で修行を積んだ河本賢治さんが1980年の開窯した窯元です。
その窯元に生まれ育ち、父・賢治さんから学び、受け継いできた
河本慶(かわもと けい)さんの個展を開催します。

福光焼は、蹴ろくろや登り窯といった伝統的な手法を守り続けています。
特に、器の表面を削る「面取り」や溝をつける「鎬(しのぎ)」は、
父である賢治さんが生田和孝氏より継承した、福光焼の重厚な作風を決定づける技法です。

そんな福光焼らしさを残しながら、今の暮らしに寄り添う器づくりしている河本慶さん。
独自の面取りやかたちの器は、一見素朴で飾り気がないですが、
手に取ると細やかな工夫があり、食卓に置いたときにしっくり馴染みます。

今回は食卓に欠かせない皿や碗、また暮らしを彩る花器や蓋物など約150点の器が揃います。
ぜひ、鳥取で生まれた伝統を引き継ぐ民藝の器との出合いをお楽しみください。

【会期】

2025年10月24日(金)~11月3日(月・祝)
無休 11:00~19:00

【会場】

cotogoto(コトゴト)
〒166-0003
東京都杉並区高円寺南4-27-17-2F
(JR中央線・総武線 高円寺駅 南口より徒歩1分)
詳しくはコチラ

【作家在廊日】
10月24日(金)~26日(日)11:00~17:00
11月2日(日)~3日(月・祝)11:00~17:00

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